トイレに行くにも必死です
卵巣がん、腸閉塞、2回の手術後
点滴も首からのカテーテルになり、透明の点滴と脂肪の点滴を別々に落としたり。24時間点滴でした。
おしっこがどれだけ出ているかどうで点滴量も考えるとのことで、毎回トレイを便座にセットして量をはかって記入します。
もうね、どんだけスパルタやねん、て思いましたよ。
痛いお腹で、ガリガリになった体で、夜中じゅう下痢でトイレに走る、、って走れませんが必死で体を起こして布団をどけて
足を横に下ろして足を履いてベッドテーブルをどけて点滴のコンセントを抜いて、抜いたコンセントは地面に落ちないようベッドの柵にひっかけて(戻った時、下に落ちてたらしゃがめないので取れない)
ガラガラ点滴棒を引きずってトイレへ。トイレに行ったら温庫で乾かしてある採尿トレイ(これがシャンプーハットみたいにでかい)を持って
左に点滴棒、右に採尿トレイ、一瞬点滴棒を離してトイレのドアを開ける。さっと入り採尿トレイを設置。(これが何回か失敗して全く採尿されてなかったりもした)
そしてやっと用をたすという、、
忘れずに鍵もかけなければ、いけません。
しかーも!なぜかこの病棟のトイレはレバー式で、、これもキツかった〜〜。奥に手を伸ばしてグイッと押さねばなりません。
トレイの目盛りをチェック。あのね〜ほとんど毎日寝てない痛みもある状態で数字とか覚えてられませんわ。まぁだいたいいつも多くて300くらいでした。
この採尿トレイも、実は置いたまま見るのと、平地で見るのでは全然違う、、、。看護師さんによっても実は丁寧に見る人とそうでない人が。「ええんかいな?この誤差は」と思ったけれど、まぁ今ここにいるし、いいんでしょう(笑)
で、採尿トレイから尿を便器に捨ててトイレから出ます。そしてそしてまだトレイ持ってますよ。
左は点滴棒。右手はトレイ。で、トレイは水洗いして使用済み箱に入れるのです〜〜
点滴棒は、一番ヘビーな時、脂肪の点滴もあって、その時はなんと点滴の落とす機械が二個点滴棒に設置されておりました。重すぎる。
この状態で、夜中、数時間おきに突然やってくる下痢にも対応していました。
あ、さすがに下痢が頻回の時は採尿は勘弁してもらいましたけど。なにが採されるかわからないですし(笑)
そんな懐かしいトイレ。
あまりに古いからか?月に一度くらい全トイレが詰まるらしく。
私がいた時にも2回ほど「使用中止で他の階に行く」なんて事になりました。そんな事ある?(笑)
その時は私の下痢もおさまっていて、ほんとによかった〜〜と思ったのでした。間に合わんわさ😅