がんサバイバー がん

スープだけでいい食卓。40からのシンプルごはん

ガン手術、腸閉塞をきっかけに効率的に栄養がとれる優しい易しいスープを作っています

点滴腕からでは足りなくて

腸閉塞の手術後、傷の治りと腸の動きがちゃんと戻るか様子見の時期がありました。

 

相変わらず食べることはできず点滴のみ。腕からの点滴では1日で200カロリーを3パックしか入れられません。

 

しかも長持ちさせているとはいえ、長丁場なため、もう刺すところがありませんでした。

 

全然カロリーが足りなくてある日、足がガクガクして歩けなくなってしまいました。腸がきちんと動くために、また癒着するのを防ぐためにもしっかり歩かねばならないのに。

 

そして首にカテーテルで点滴することになりました。簡単に思っていたのに、手術室で入れることに。また手術室です、、。

 

余談ですが、この時は医師も看護師もみな女性で、なんだか感動したのでした(^。^)みんな綺麗なお目目とまつ毛で(笑)マスクしてるからアイメイクに皆チカラ入れてますね。忙しい身でおしゃれもされててすごいなぁと思ったのでした。

 

首のカテーテルを入れてからはカロリーも増えて目が見えるようになりました。

 

なんだかね、気づかなかったのですが、もう漢字が読めなくなっていたんです。見えるんだけど理解できない、、そんな感じでした。

 

文字自体、もう見る気力が減っていたのもありますが。カロリーが入った途端、見えるようになったので、これは脳に栄養がまわってなかったということのようです。

 

あと、腕の点滴と違って詰まるのを心配する必要がなくなったのでホッとしました。

 

ただやはり首を回せないので肩もこり、また新たなストレスとなったのでした。

 

それにシャンプーはシャンプー台にうつむいてしてもらうタイプだったので、つらくなりました。

 

 

宣告された時

病を宣告された時やっぱりショックは受けました。検査もヘビーな怖いものばかりでしたし。

 


これまで親のことで

何度も聞いてきたような話が

今回は私の身に起こっている。

 


医師は淡々とドンドンと

リスクの話をしていきます。

 

良性ではない。開腹してから

境界悪性か悪性かを

病理検査で調べて、、、

 

悪性の場合はこれとこれとこれと

切除します。

 

卵巣がんについて

卵巣がん 基礎知識:[国立がん研究センター がん情報サービス 一般の方へ]

 

聞いていたら
だんだん涙があふれてきました。


初めて本気で自分の死が頭をよぎり

目の前が白くなりました。


「私が?私の話?私が死ぬかもって?」

 


まじかー!ありえんー!嘘やろ?

(速攻ひとりツッコミです)

 


帰宅後すぐはじめたのは意識改革。

 


これまでの学びを生かす絶好のチャンス!病をどう納得して受け入れるか。

 


そして「手術までに奇跡を起こすぞ」と

1か月間じっくり自分と向き合いました。

 

健診にないガン

サイレントキラーと言われる卵巣がん

 

他にもすい臓、胆管がんも

そう言われるようですね。

見つかった時には進んでいる事が多い。

 

胃や腸、子宮、乳房の検査は

私もこれまでしてきましたし

検査自体の負担もそんなになくて

機会も多いですよね。

 

他のところは

どうやって見つけるんだろうと

健診時にオプションで

血液検査をした事もありました。

 

 

卵巣に関しても

一般的な健康診断では調べないですね。

「超音波などで見ればすぐにわかるのに」と

医師も言ってました。

 

データなどを見ると

最近は卵巣がんも若年齢化してるので

超音波検診などプラスされるといいですね。

 

とはいえ毎年チェックしていても

「わからない事もある」と言っておられました。

 

確かに

お腹が腫れていた段階で診察を受ければ明らかにわかりますが、数ヶ月前ならわからないのかもしれません。

 

 

定期的に検査を受けていたとしても

年に一回くらいの事ではないでしょうか

 

今回、私が検査を受けていなくても

早めに気づけた理由

 

1.違和感(カラダからのサイン)を

    キャッチ

 

2.診察という行動に移す

 

 

こうやって文字で見ると

当たり前の事のように思えますが

 

日々の忙しさを優先して

気づいていても気のせいにしたり

 

違和感があっても怖いな、面倒だな、と

なかなか病院へ行かないままだったり。

 

1.2.両方とも

スムーズに事を進められないのは

現代人にとって仕方ない事ですが

 

だからこそ

それが大事なのかもしれない

と思うのです

 

実は私が違和感を

芯で捉えられたのは

自分とつながる感覚で瞑想(簡単な自己流)を

し始めていたからなんです

 

 

毎日、気づいた時に

一瞬でもいいので

体に意識を向け

静かに過ごす時を待ってみると

いいかもしれません。

 

 

 

中年太り?卵巣がんはサイレントキラー

 

 

 

いつからだったか

秋に 違和感があったかな〜〜程度です

 

他に痛みや出血などは

私の場合、ありませんでした。

 

あれ?便秘かなぁ? 便秘解消てっぱんレシピを食べても お腹がへっこまないのは何故かしら。 これが中年太りというものなのかな。

 

下腹ポッコリ。

 

確かに覚えているのは 2018年1月末、ケアラーランチ会。お腹が苦しいからワンピ着よう!と思ったんですね。この頃すでにだいぶ大きくなっていたという事です。

 

食べたらすぐにお腹いっぱいな感じになり (膨満感)

まるで妊婦のように(妊婦経験はないが)

お腹を突き出し「ふぅ〜〜」と息を吐くように なっていました。

 

それからほぼ1ヶ月後に 婦人科受診。(2018年2月)

 

更年期のケアもしてくれそうなお医者さんを

あちこち選んでいて時間が経ってました。

(正直、行きたくなくてズルズルしてましたね)

 

そのクリニックの穏やかな医師は

穏やかに「すぐに詳しい検査をしましょう」と。

 

他施設でのMRI検査は数日後

近々に予約されました。

 

 母を亡くしてからパニック症状が出るようになった私はMRI検査と聞いただけでドキドキ。 しかも造影剤検査もするという。アレルギーいろいろあるので、さらにドキドキ。

 

検査自体 かなりハードル高かったです (この時、過呼吸おこしたMRI検査については後ほど)

 

 

MRI検査の結果 すぐに大学病院へ紹介されました。

 

はじめの診察

🔻

MRI検査

🔻

再診察で他院紹介

 

たった数日で進みました。

穏やかな先生の早いアポ取りは

今から思うと 事態の深刻さを物語っていたのでした。

 

そして2018年3月 大学病院へ紹介され はじめての診察で「早めにやりましょう」と 月末の手術日が決まったのでした。

 

そして手術に際して あらゆる検査が始まりました。

ここから本気の生き方シフトチェンジ

入院中は目もよく見えない時もあり

痛みやだるさで

リアルタイムでの記録はなかなかできませんでした。

退院してから1か月たちました。

宣告された2018年2月からの振り返りと

リアルタイム新しい生き方を始めた私の記録を

しるしていきたいと思います

心の探求を続けてきた中での病。

「良性ではない」と診断された時、

「もう帰れないのかも」と死が脳裏をかすめた時、

意識や捉え方を、どう変えていったか

無理矢理なポジティブシンキングではなく

自分なりの納得、それを受け入れた上で

現実的に、どうしていくのか

ガン宣告から腸閉塞手術までの

約3か月を振り返ります

そして

手術や退院が「はい完了」ではなく

そこからが

本当の再出発で

新しい体になって

新しい生き方をしていく私

どうぞよろしくお願いします。